Vision100―2022年のあるべき姿

松風グループは世界の歯科医療への貢献度をより高めていくため、創立100周年を迎える2022年の“あるべき姿”とその実現に向けた取り組みを策定いたしました。

2022年の"あるべき姿"

国内の歯科市場は、総人口の減少やう蝕(むし歯)治療の減少もあり、今後も一定の市場規模は維持するとしても大きな成長は望みにくいと考えられます。一方、世界には現時点で国内の10倍以上の市場規模があると各種の統計資料やデータから窺うことができます。さらに、新興国をはじめとする各地域での経済成長や生活水準の向上を考えると、今後、海外における歯科医療の需要は飛躍的に拡大することが見込まれます。 こうした事業環境を踏まえ、当社は今後、経営資源の配分を大きく海外にシフトし、海外事業の拡大を進めてまいります。あらゆる部門・機能・人、ひいては経営全体のグローバル化を推し進め、創立100周年にあたる、2022年3月期には「売上高500億円(国内170億円・海外330億円)/営業利益75億円(営業利益率15%)」を目指してまいります。
※ROE=自己資本利益率(Return On Equity)【当期純利益÷自己資本×100(%)】
当期純利益は、企業結合に関する会計基準等の適用後における「親会社株主に帰属する当期純利益」に該当します。
自己資本は、貸借対照表の「純資産の部」における「株主資本」と「その他の包括利益累計額」を合算した数値となります。

第一次 中期経営計画(2012年-2014年度)総括

第一次 中期経営計画における最終年度(2015年3月期)の目標指標の結果は下記のとおりでした。
売上高につきましては、国内はCAD/CAM関連の新製品が好調に推移したものの既存品を伸ばしきれず減収となりましたが、海外は北米・中南米/欧州/アジア(中国を含む)全ての地区で目標を上回ることができた結果、全体では目標を達成することができました。
一方、将来の成長に向けた積極的な投資を行った結果、営業利益、営業利益率ともに目標に届かず、収益面については課題を残す結果となりました。
新製品売上高比率、デンタル事業海外売上高比率は、いずれも目標を達成しております。

第二次 中期経営計画(2015年-2017年度)の概要と目標達成のための重点課題

第二次 中期経営計画では、下記の重点課題に取り組むとともに、これまで実行してきた投資を着実に成果に結び付け、成長スピードを加速させてまいります。
【研究開発】地域の需要・ニーズに適合した新製品の開発
世界的視野に立った製品開発を基軸に据えながら、今後は世界各地の経済レベルや歯科医療の水準、インフラの整備状況なども考慮し、中間層・ボリュームゾーンをターゲットとした、地域に適合した製品開発を進めてまいります。また、将来的に新たな成長ドライバーとなりうる分野についても、積極的に研究開発を行ってまいります。
【研究開発】地域の需要・ニーズに適合した新製品の開発
【生産】生産拠点の再配置、海外生産の拡大
人工歯や研削材など、松風グループが強みを持つ分野において、価格競争力の向上とコストダウンによる全世界展開を進めてまいります。
また、「国内生産グループ会社の有効活用」と「海外生産の拡大」を含めた生産拠点の再配置を、本社工場の生産キャパシティ/生産コストの低減/為替変動の影響回避/高関税の回避/危険物・重量物の輸送コスト低減/デリバリーサービスの向上などの観点から、進めてまいります。
【営業】販売(代理店)網の整備/販売拠点の整備/国内外学術ネットワークの構築
○販売網の整備
 海外の各地域で松風製品が歯科医療関係者に認知されているか再評価を行い、
 必要に応じて代理店網の整備を進めてまいります。

○販売拠点の整備
 海外事業の拡大に向けて、いくつかの国・地域で拠点設置を進めてまいります。

○国内外学術ネットワークの構築
 各地の歯科医療関係者に影響力を持つ、地域のスタディーグループやオピニオン
 リーダーに対する製品紹介や情報提供活動を進め、ネットワークを構築してまいります。
【営業】販売(代理店)網の整備/販売拠点の整備/国内外学術ネットワークの構築


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