歯科業界の概況・松風の強み
歯科業界の概況
■ 歯科医療政策の動向と歯科医療産業の状況
■ 歯科疾病の変化
(2018年(財)8020推進財団調査)
松風の強み
■ 歯科医療をリードする研究開発力
高級陶歯の国産化をミッションに設立された松風の歴史は、研究開発の歴史に他なりません。1937年には現在も日本における人工歯のスタンダードになっている「松風バイオ形態」を、1940年には今日の床用レジンの基礎となる「松風バイオレジン」を開発し発売するなど、松風の製品群は今日まで数多くの「日本初」「世界初」を生み出しています。
■ ベンチャー精神と確かな技術力に裏打ちされたブランド力
高いレベルの研究開発力を背景に、松風は人工歯から研削材や化工品など歯科材料・機器全般へと事業領域を拡大していきました。人工歯同様、他の製品群でも数多くの「日本初」「世界初」を生み出し続け、「業界のパイオニア」「技術の松風」と歯科業界における評価を確固たるものにし、現在、多くの製品群で高い市場占有率を誇っています。
松風が独自に開発したS-PRG技術は、海外の学術誌に掲載され、S-PRGフィラーから徐放されるイオンの作用により、う蝕の原因菌のひとつであるミュータンス菌の代謝が抑制されることなどが報告されています。
このSーPRGフィラーは、口腔内でフッ素をはじめとする6種類のイオンを徐放し、周辺環境を中性領域に移行させる等の特徴を持っています。また、フッ素含有ハミガキ剤を使用することで口腔内のフッ素濃度が高まるとリチャージする機能を持つため、長期間にわたって持続的にイオンが徐放できます。当社では、SーPRGフィラーを様々な歯科材料に展開しています。
■ 海外市場への積極展開
1971年アメリカ「SHOFU DENTAL CORPORATION」の設立を皮切りに、以降、ドイツ、イギリス、シンガポール、中国、インド、メキシコ、ブラジル、ベトナムに販売、生産、開発拠点を開設し、世界市場をターゲットとした製品開発と戦略的な製品投入に努め、新たな市場の創造に積極的に取り組んでいます。