高いレベルの研究開発力を背景に、松風は人工歯から研削材や化工品など歯科材料・機器全般へと事業領域を拡大していきました。人工歯同様、他の製品群でも数多くの「日本初」「世界初」を生み出し続け、「業界のパイオニア」「技術の松風」と歯科業界における評価を確固たるものにし、現在、多くの製品群で高い市場占有率を誇っています。
松風が独自に開発したS-PRG技術は、海外の学術誌に掲載され、S-PRGフィラーから徐放されるイオンの作用により、う蝕の原因菌のひとつであるミュータンス菌の代謝が抑制されることなどが報告されています。
このSーPRGフィラーは、口腔内でフッ素をはじめとする6種類のイオンを徐放し、周辺環境を中性領域に移行させる等の特徴を持っています。また、フッ素含有ハミガキ剤を使用することで口腔内のフッ素濃度が高まるとリチャージする機能を持つため、長期間にわたって持続的にイオンが徐放できます。当社では、SーPRGフィラーを様々な歯科材料に展開しています。